『にぎりめしごろごろ』感想  

(作:小林輝子、絵:赤羽末吉、福音館書店、1994年)日本人の自然観、道徳観、宗教観が詰まっている。善い爺さまは富にありつけるが、悪い爺さまは全てを失う。にじりめしの扱い方でその人の生き方が分かる。悪い方の爺婆の姿は滑稽だ。ところで「悪い」とは何か。自己利益を追求し、それ以外の全ての周囲に対する優しさや配慮を欠く。そして全てを操作できると信じ、策略をはりめぐらして目標到達を目指す。本来、富というのは、真面目に生きてきた結果であって目的ではないはずだ。富に目がくらんで生き方を間違えてしまう。現代社会における企業、さらには行政さえも「悪い」存在なのかもしれない。
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Posted on 2019/10/06 Sun. 21:47 [edit]

category:   1) 自己の誇示

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