『ぼくにきづいたひ』感想  

(作:杉山亮、絵:片山健、理論社、1995年)親たちに連れられて神社へ向かう。子にとっては退屈な時間。気持ちが乗らない、曖昧な時間が描かれる。ぼんやりしていて、心が動かない時間。しかし突然、音や匂いや、周辺の世界がリアリティを帯びて感じられる。以前の記憶が蘇る。過去に記憶している深い感動と、今自分がここで体験している感動が同一のものだという自覚。自分がここに存在するという感覚である。感動というのは、自分の中身が大きく揺さぶられる感覚だ。揺さぶっているのは外界である。自分が壊れるからこそ自分に気づく。自分という地点によって、周囲の全てに感動できるのだ。
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Posted on 2019/06/29 Sat. 22:03 [edit]

category:   1) ここは私の居場所

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