『さよなら しょうがっこう』感想  

(小種小学校のみんな、中川ひろたか、偕成社、2009年)廃校となった小学校。子どもたちの味のある絵によって、つい先日までの日常生活が語られる。居残り勉強をした、池や崖に転落した等の苦い思い出もある。鶏は死んでしまい、金魚は最後の一匹。壁、階段、水道で遊ぶ。おそらく最後の1年間は思い切って校舎を楽しんだのであろう。外からヘビが入ってくる。学校の本当の形を最もよく知るのは子どもたちだ。この豊かな学校が無くなると分かった瞬間から、それまでの当たり前の何気ない風景、音や匂いが、ふわふわと軽いものに包まれていく。小学校は目の前の実体から、私たちの心の中へと移動するのだ。
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Posted on 2019/06/12 Wed. 21:10 [edit]

category:   1) 学びとは何か

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