『くまさぶろう』感想  

(作:もりひさし、絵:ユノセイイチ、こぐま社、1978年)商店街や住宅地が描かれる。子どもの玩具やお菓子をするりと盗んでしまう男「くまさぶろう」。家を失ってからは人々の心を盗むようになり、しだいに子どもの悲しみや弱さをも盗むようになる。これは何の話だろうか。昼間から街を徘徊するちょっと変わったおじさんがいる。少し怖いが悪い人ではなさそうだ。子どもは物を無くすと、くまさぶろうのせいにした。子どもが強くなったのも、くまさぶろうが弱い心を盗んでくれたからだ。子どもからすれば泥棒。くまさぶろうとは、すなわち都会の喧騒であり、忘却の地点である。本書は昭和の温かい風を描く。
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Posted on 2018/07/07 Sat. 00:21 [edit]

category:   1) 出会い 友達の予感

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