『ありさん どうぞ』感想  

(作・中村牧江、絵・林健造、大日本図書、2009年)まずは蟻を観察してみよう。一列に並び、まっすぐに進む。怠け者はいない。どんな心境か。ふとビー玉が転がると、蟻たちの行動は大きく乱れる。そしてまた戻る。本書は人間と自然との出会いの本だ。同じ時間、同じ空間を共有しながら、二つの世界は決して交わることがない。人間にとっての玩具が蟻にとっては巨大な岩石だ。落としたお菓子の欠片はまるで巨大な財宝だ。共通理解になることはない。なんだか不思議な気がしてくる。本書は蟻の気持ちに共感していく。幼児は蟻にイタズラをするのは、蟻の世界観を理解しようとしているからかもしれない。
14(04)09.jpg
スポンサーサイト



Posted on 2018/05/13 Sun. 01:11 [edit]

category:   4) 人間存在の位置

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kazeandsoraand.blog.fc2.com/tb.php/796-a4a3f83c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

カテゴリ

最新記事

最新コメント

お客様

検索フォーム

リンク


▲Page top