『ピエールとライオン』感想  

(作・絵:モーリス・センダック、訳:じんぐう てるお、冨山房、1986年)「ぼく、しらない」が口癖のピエール。挨拶も返事もしない。与えられたものを否定したくなる年頃。両親は怒って去ってしまう。その後、突如現れたライオンに食べられてしまう。これは躾の話ではない。シロップをかける、逆立ちをする、ライオンを逆さにして救出する。「転倒」の繰り返しを笑う話である。ピエールは反省したり更生したりしたわけではない。「ぼく、しらない」という答えは大人に対する転倒であったが、本当にひっくり返った彼から「はい、わかりました」という答えが出てくるのだ。ライオンがおとなしくなるのも、転倒の結果である。
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Posted on 2017/07/15 Sat. 22:10 [edit]

category:   4) 全てを笑顔に変える

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