『もこ もこもこ』感想  

(作:谷川俊太郎、絵:元永定正、文研出版、1977年)もこもこと伸びて成長する生物と、にょきにょきと生えてくる生物。パクリと食べてしまうと中から玉が出る。玉は巨大化し全てを飲み込んで爆発する。残骸は奇怪な生物となる。再び静寂に戻る。これは何を示しているのか。静寂とは生命が誕生する前提である。一切は少しずつ変動し、成長や破壊を繰り返す。まるでアメーバのようだ。ヒトは一個の主体であるかのように見えて、複雑な流れと変化の中にある。そこでは多彩な音を生み出す。停止しているものなど無い。驚きと喜びと悲しみを含む。本書は、生命的社会的変化の原理を描いているように見える。
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Posted on 2017/04/13 Thu. 22:41 [edit]

category:   4) 音と感触の世界

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