『はせがわくんきらいや』感想  

(作・絵:長谷川集平、すばる書房、1976年)ヒ素ミルク事件により重い病を背負うことになった長谷川君。彼と一緒に遊ぼうとする友人が主人公。白黒の絵は強烈なインパクトを与える。周囲の子が長谷川君を嫌ったり、笑ったり、不思議がったりする。一見するといじめだ。長谷川君の気持ちに寄り添えていない。しかしそんな中、なんとかして一緒に楽しく遊びたいという周囲の子どもたちの願いも含まれる。「きらいや」という言葉の裏には、なんとかしてあげたいという優しい気持ち、なんともならない苛立ちなど、素直な感情が含まれている。悲劇的な事件であったが、本書には優しさが溢れている。
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Posted on 2016/10/13 Thu. 22:01 [edit]

category:   4) 多様性を包含

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