『だっこの木』感想  

(作:宮川ひろ、絵:渡辺洋二、文溪堂、2011年)浅草にある銀杏の木。父母とカズヤが手をつなぎ、木をだっこする。父が戦地へ向かい、母子は田舎へと疎開。その後空襲だ。戦争が終わり、この木は無事だった。父は戦死したが、母子は無事だった。しばらくするとカズヤが孫をつれてやってくる。再会は、長い時間を一瞬で再生し、過去と現在をつないでくれる。本書は、銀杏の木とカズヤとの間の、時代を経たやりとりを描く。死ぬということは悲しいことであり、生きているということは嬉しいことである。ただし戦時下において、一人の人間はあまりにも小さく、ただひたすら生き残ることしかできない。
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Posted on 2016/08/07 Sun. 17:55 [edit]

category:   1) 戦争の悲惨さ、残酷さ

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