『おばけリンゴ』感想  

(作・絵:ヤーノシュ、訳:矢川澄子、福音館書店、1969年)貧乏な男の家のリンゴの木は、花も実もつけなかった。男の祈りが通じて花が咲き、巨大なリンゴに成長する。大きすぎて誰も買わない。自然の力ではない、人為的な力を加えるといびつな形の狂った作物が出来てしまう。そんなある日、邪悪な竜が国中を襲い、畑の作物を食べつくしてしまう。国王はその巨大リンゴを竜に与えた。竜はそれをのどに詰まらせて死ぬ。狂った作物は狂った化け物をも倒してしまう力がある。毒をもって毒を征する。人は超越した力を欲するが、いざ手にすると自滅をもたらす。祈りは、静かに普通に、平凡な生活を願う程度でよい。
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Posted on 2016/08/02 Tue. 22:28 [edit]

category:   3) 人間の素直な感情

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