『バニラソースの家』感想  

(作:ブリット・ペルッツィ、アン・クリスティーン・ヤーンベリ、絵:モーア・ホッフ、訳:森信嘉、今人舎、2006年)祖母は、孫の名前を忘れることもある。しかし孫はそんな祖母が好きだという。老人ホームへ引っ越し。祖母はその家をバニラソースと名付ける。世話をされるのが嫌になったり、黒っぽいじゅうたんを怖がったりする。さっきのことは忘れ、大昔のことは思い出す。祖母の世界観はしっかりしているのだ。孫は、祖母とうまく会話が出来る。祖母はうるさくいわない。その距離感がちょうどいい。祖母は自分が病気であることを理解しているようだ。悲しみ、怖くなる。孫との出会いは、新しい記憶であり、新しい感情である。周囲は大変だが、祖母は幸福である。
15(02)10.jpg
スポンサーサイト



Posted on 2016/05/09 Mon. 21:46 [edit]

category:   2) 死期を感じる時

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kazeandsoraand.blog.fc2.com/tb.php/721-cb883cf3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

カテゴリ

最新記事

最新コメント

お客様

検索フォーム

リンク


▲Page top