『あおくんときいろちゃん』感想  

(作・絵:レオ・レオニ、訳:藤田圭雄、至光社、1967年)青、黄、赤などの色が子どものように遊ぶ。青君は、黄色君を探す。重なって緑色になる。緑色のまま公園や山で遊ぶ。二つの色が一つの色になるというのは、不思議な現象だと思う。色は半透明だ。ただし本書は、たんなる色彩の話で終わらない。自分と他者が一緒に遊ぶということは、二人で一つの世界を構築するという意味だ。夢中で遊ぶと別人のようになることもある。家に戻ろうとするが、青色の父母は、分からない。黄色の父母も分からない。もとの自分モードに戻すのを忘れてしまったのだ。悲しくて涙を流して、青と黄色、すなわち素の自分に戻る。
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Posted on 2016/05/08 Sun. 23:09 [edit]

category:   5) 人間とは何か

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