『ロージーのおさんぽ』感想  

(作・絵:パット・ハッチンス、訳:渡辺茂男、偕成社、1975年)ある農場で、雌鶏のロージーが散歩に出かける。それを狐が狙う。ロージーに気づかれないように静かに近づく。しかし狐は、ドジを踏む。池に落ちたり、干し草に埋もれたり。最後には蜂に襲われてしまう。主人公は、ロージーではなく狐である。ロージーは何も気づいていないようだ。読者は、狐がこのまま行けば失敗するだろうと予測できる。予測通りに失敗する。読者は、ロージーと狐の視点を理解した上で笑う。私たちはたんに失敗や困惑を笑うというよりは、それぞれの空間的な位置関係を笑うのである。農場ののどかで広い空間を感じることができる。
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Posted on 2016/05/02 Mon. 21:46 [edit]

category:   1) 失敗を笑おう

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