『しんでくれた』感想  

(作:谷川俊太郎、絵:塚本やすし、佼成出版社、2014年)牛が死んでハンバーグになってくれた。ぼくが生きるために、彼らは死んでくれた。しかしぼくは死んでやれない。ぼくが死んだとしても、誰かがぼくを食べるわけではない。ぼくが死んだら皆が悲しむ。本書は、動植物の死を踏まえて私たちが生きているという現実を提示する。ふと思う。牛は自ら進んで人間に命を差し出したわけではない。人間の死体を食べない(あるいは飼料にしない)のはなぜだろう。私たちは自分たち人間だけが特別な存在であると位置付けている。それは傲慢であり、残酷なことではないか。文字の少ない絵本は様々な思考を引き出す。
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Posted on 2016/04/27 Wed. 21:37 [edit]

category:   3) 食べること

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