『くわずにょうぼう』感想  

(絵:赤羽 末吉、再話:稲田和子、福音館書店、1980年)欲張りな男がいた。よく働いて飯を食わない女房が欲しいなと男がつぶやく。そこに私を女房にしろと女がやってきた。実は鬼婆。蔵の米を全て盗んでしまう。気づいた時は遅かった。優しい表情が鬼のような姿に豹変する。男は捕まり、食べられそうになる。必死で逃げようとする。圧倒的な迫力である。鬼婆の弱点は菖蒲や蓬などの草木だった。剛腕な人間は繊細な武器に弱い。欲張りな人間は、自分の財産が失われるのではないかという恐怖に怯える。信頼できる相手はおらず孤独である。貧しい村の女が金持ちの男を騙して食べ物を盗む。悲しい話でもある。
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Posted on 2016/04/26 Tue. 22:35 [edit]

category:   1) 脅威と戦う

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