『ちいさなとりよ』感想  

(作:マーガレット・ワイズ・ブラウン、絵:レミー・シャーリップ、訳:与田凖一、岩波書店、1978年)小さな鳥が死んでいるのを4人の子どもが発見する。まだあたたかい。特に女の子は悲しんでいるようだ。絵の頁と文の頁が分かれているために絵はいっそう強烈な印象だ。絵をみながらどんな会話なのかを想像する。子どもたちなりの葬式。もう、飛ぶことが出来ない鳥。かわいそう。おそらく死を目の前にした時の素直な感覚だと思う。自分たちは凧を飛ばし友達と楽しく遊ぶ。他の鳥は飛んでいる。この幸福な感覚があるからこそ、それが欠如している「死」を、重く、深く感じることができる。そして時間と空間があるからこそ、ゆっくりと死を受け入れる。
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Posted on 2016/04/21 Thu. 21:40 [edit]

category:   5) 死の受容

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