『なきすぎてはいけない』感想  

(作:内田麟太郎、絵:たかすかずみ、岩崎書店、2009年)ふんわりとした風景。亡くなった祖父の魂が、孫の周辺を漂う。祖父は、生前よく孫と一緒に遊んだ。その場面を思い返しながら、孫の気持ちを思いやる。孫は、とても優しくて泣き虫。寂しいのだから泣いてもいい。しかし泣きすぎてはいけない。わたしのことは忘れて、再びあの笑顔に戻って欲しい、そんなメッセージである。死そのものは悲しいことだが、このようにして子どもたちの未来を信じながら、命のバトンを渡しながら死ぬのであれば、幸せなことであろう。葛藤や醜いものは全て消え、優しい気持ちで天国に昇っていく。理想の最後かもしれない。
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Posted on 2016/04/21 Thu. 21:39 [edit]

category:   5) 死の受容

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