『きかんしゃ やえもん』感想  

(作:阿川弘之、絵:岡部冬彦、岩波書店、1959年)新型車両が増えてきた。蒸気機関車のやえもんは、長い間働いてきてボロボロ。役立たずと言われ、他の列車に嘲笑されながらも仕事を全うしようとする。不満と怒りが込み上げてくる。しばらくして鉄道員たちは彼を解体して屑鉄にすることを決めた。前半では嘲笑していた他の車両も、最後はかわいそうに思うようになる。本書は人生の後半、老いてもなおプライドを守ろうとする姿を象徴している。身体的機能は衰えていく中で、自分の信念や誇りを守り続けるのは難しい。人生の最後をいかに生きるかは重くて深いテーマである。なお本書はハッピーエンド。
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Posted on 2016/04/20 Wed. 21:18 [edit]

category:   2) 死期を感じる時

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