『きみがすき』感想  

(作・絵:スティーブン・マイケル・キング、訳:小峯真紀、首藤真紀、バベル・プレス、2015年)主人公の犬が語る。身の回りには多くの色があるが、自分を最も鮮やかに彩るのは、小鳥だという。身の回りには多くの音があるが、最も好きなのは小鳥の声。世界は広くて豊かであるけれども、その中で最も好きなのはキミ。この言葉の形式が繰り返される。おそらく読者は自分が告白した場面や告白された場面を想起してドキドキするのだと思う。そういう体験を前提にしている。本書は好きという感情が強烈に描かれていて、それ以外は全て軽く描かれる。なぜ好きなのかという理由は皆無。葛藤や迷いは無い。私には幻想の世界を彷徨っているように見える。
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Posted on 2016/04/16 Sat. 21:37 [edit]

category:   5) 恋愛とは何か

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