『いわしくん』感想  

(作・絵:菅原たくや、文化出版局、1993年)海のイワシが、港に運ばれて店頭に並ぶ。少年の家の食卓に並び、少年がイワシを食べる。次の日に、少年はプールで泳ぐ。イワシの気分としては自分が泳いでいるかのようだ。確かに陸揚げされた段階でイワシは死んでいる。しかしその身体は次の生命の一部となってつながっていく。本書で描かれるイワシはとても明るく、爽やかだ。死んだ後も人間の身体の一部であることを、まるで喜んでいるかのようだ。動物を殺してしまうのは仕方ない。それを無駄にせず、感謝し、明日の人生を豊かに生きることが、死んだ動物たちにとってせめての救いかもしれない。
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Posted on 2016/04/14 Thu. 21:39 [edit]

category:   3) 食べること

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