『まがればまがりみち』感想  

(作・絵:井上洋介、福音館書店、1999年)日暮れ時の路地。向こうから何が来る。巨大ながまがえる。あるいは、やもり。電車が迷って路地に入ってくる。巨大な煙突が、いくつも並んで歩いてくる。けむし。もぐら。水を撒く子ども。よく見るとおしっこか。路地の合間に巨大な星。本書は夕暮れの薄暗い雰囲気が描かれる。たまに、不気味な色に変わることもある。昼とも夜ともつかないこの時間。寸法が狂い、全てが巨大に感じる。こちらを睨んでいる。いるはずもない人が現れたり、物が動いたりする。早く帰らなければ、道に迷ってしまうだろう。薄暗い風景の中に黄色い光が輝く。まもなく夜だ。
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Posted on 2016/04/04 Mon. 21:56 [edit]

category:   1) 不思議なことが起こる

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