『金曜日の砂糖ちゃん』感想  

(作・絵:酒井駒子、偕成社、2003年)子どもは親の庇護のもとゆっくり成長すると思われるが、実際には親の手の中からするりと抜け、壮大な世界と深くつながっていく。子どもの目線に立てば親や規則よりも、それ以外の複雑な世界の方が強烈なインパクトがある。本書で背景が真っ黒である理由は、大人たちの視線を浴びないこの空間の中で、子どもが深く呼吸するということである。恐怖云々ではない。子どもは子どもであることを拒否する。子どもは、私たちが思う以上に早くから、性に目覚め、他者と出会おうとする。今、ここから立ち去り、別の世界へと進もうとする。そんな姿を描く3話。
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Posted on 2016/03/30 Wed. 21:14 [edit]

category:   6) 子どもの悪さ

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