『ヤマダさんの庭』感想  

(作:岡田淳、BL出版、2010年)ヤマダさんは孤独。ある日、自宅に庭があることに気づく。庭に出ると人魚ルルがいた。昔、助けたことも、遊んだこともある。記憶を思い出す。昔の縁のある人々と再会する。ライオンはヤマダさんに昔のお礼を言う。物語と現実が混同する。昔やりかけていたことや、やりたかったことを思い出す。おそらく本書は、病床にあってまもなく死を迎える人が、忘れていた記憶をたどる話であろう。人は自分が思うほどには孤独ではない。様々な思いを抱いて生きてきた。きれいに完結して死を迎える人はいない。皆、中途半端なところで終える。なぜか泣けてくる。
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Posted on 2016/03/29 Tue. 22:29 [edit]

category:   2) 死期を感じる時

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