『すきまのじかん』感想  

(作・絵:アンネ・エルボー、訳:木本栄、ひくまの出版、2002年)昼と夜の隙間。どちらともつかない夕暮れの時間。なぜか少し悲しくなる時間だ。隙間の時間という人物がいる。彼は頭の中は昼間だが、心は闇。何も書かれていない本を手にする。太陽の王様と闇の女王はいつもケンカ。隙間の時間には居場所がない。森の向こうにすむ美しい夜明けの姫と会う。そして恋に落ちる。本書は人間存在を描くようだ。中間とは、迷いや葛藤の場所である。白紙の本とは、様々な心の変化が起こり得るということを示している。不完全で曖昧だからこそ豊かな心を持ち、新しいものを生み出す。私たちはそれゆえ美しい存在となりうる。
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Posted on 2016/03/29 Tue. 21:02 [edit]

category:   5) 人間とは何か

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