『かさじぞう』感想  

(再話:せたていじ、絵:赤羽末吉、福音館書店、1966年)雪の降る寒い日、貧乏な老夫婦。ただし不幸ではない。正月くらいは贅沢がしたいと思うが、こしらえた傘が売れない。帰りにお地蔵様を見るととても寒そうだ。夫は傘を地蔵にかぶせ、妻もそれに共感する。とても心優しい老夫婦だ。本書はそれを遠くから見つめる地蔵様の視点で描かれている。地蔵はこの老夫婦をなんとかしてあげようと願う。地蔵様の視点では、自分勝手な者には罰を与えたくなるし、心優しい者には、なにか褒美を与えたくなる。私たちの生き様はどこかで誰かが見ている。老夫婦は褒美をもらっても、おそらく生き様は変わらないだろう。
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Posted on 2016/03/28 Mon. 23:18 [edit]

category:   4) 幸福とは

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