『おかあさん どこいったの?』感想  

(文・絵:レベッカ・コッブ、訳:おーなり由子、ポプラ社、2014年)母の死に直面する父と子(姉と弟)。いるはずの場所にその人はいない。持ち物は残されたまま。なぜ母は死んだのか?子は自分のせいではないかと思う。死は究極の不条理である。生きる人間は様々な対話や祈りを通じて不条理に向き合う。おそらく死者はこう思っているに違いないと想像する。残された人間は死者と対話しながら、さらに周囲と対話しながら生きていく。本書はそのプロセスを描く。母はさぞかし無念だったと思う。本書は空白スペースを多くあける。黒ではない。その空白を、彼はどんな色で埋めていくであろうか。色鉛筆がそれを示唆する。
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Posted on 2016/03/20 Sun. 15:14 [edit]

category:   5) 死の受容

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