『ごきげんならいおん』感想  

(作:ルイーズ・ファティオ、絵:ロジャー・デュボアザン、訳:村岡花子、福音館書店、1964年)動物園にいるライオンは、街の人に愛され機嫌がよい。ある日、動物園を出てしまうと街の人々は一斉に逃げ出してしまう。ライオンはなぜだか分からない。ライオンと人々の関係は柵の存在を前提としていたからだ。対等ではない。消防隊が近寄っていき、ライオンを捕獲しようとする。映画のワンシーンのようだ。読者は純粋な気持ちのライオンに同情するであろう。高い地点から描かれたその風景は、人間の残酷さを表現しているかのようだ。最後はハッピーエンドか? ライオンは動物園から出なくなるということを考えれば、なんだか悲しいラストである。
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Posted on 2016/03/20 Sun. 15:13 [edit]

category:   3) 人生の不条理

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