『かかし』感想  

(作:シド・フライシュマン、絵:ピーター・シス、訳:小池昌代、ゴブリン書房、2007年)人とかかわろうとしない孤独な農夫が、かかしを作る。確かに鳥を寄せ付けないためだけならば頭は不要だ。しかしかかしを見ているとなんだか不自然に思えてくる。ついに農夫は、かかしに頭をつける。帽子を被せ、靴を履かせ、会話を始める。やはり孤独では生きていけないのだ。その後、若者がやってくるが、農夫は彼をうっとうしいように感じてしまう。かかしとの時間を邪魔されたくないからだ。私たち現代人は農夫のように、生身の人間よりも機械との会話を望んでいるのではないか。なお本書はハッピーエンド。農夫は少しずつ若者に心を開いていく。
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Posted on 2016/03/19 Sat. 07:11 [edit]

category:   2) 最も私らしい私

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