『たいせつなきみ』感想  

(作・絵:マックス・ルケード、訳:ホーバード豊子、いのちのことば社、1998年)木の小人たちが住む村。そこではお互いにシールを貼り合う。優れた技能や美しさに対しては金ぴかシール、だめな部分にはだめじるしを貼る。高い能力の持ち主はたくさんの金シールを貼られる。パンチネロは、だめじるしばかり貼られる。本書で描かれる世界は、とても息苦しい相互評価社会だと思う。しかもその評価は一面的だ。全てが他者からの評価を気にしながらビクビクしている。本書の後半はいかにこのシステムから抜け出すかが描かれる。他者からの評価を気にしないためには、根底に自分自身の自信や自己愛が必要である。心の葛藤を描く名作だ。
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Posted on 2016/03/18 Fri. 21:54 [edit]

category:   4) 幸福とは

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