『三びきのコブタのほんとうの話』感想  

(作:ジョン・シェスカ、絵:レイン・スミス、訳:いくしまさちこ、岩波書店、1991年)昔話のパロディ。オオカミにはオオカミの言い分がある。砂糖を少しだけ分けてもらおうとした、くしゃみが出てしまった、家が崩れて豚が死んでしまった等である。本書の世界では、新聞記者も、刑務官も豚である。オオカミにとっては食べるべきものを食べたのであるからそれほど悪いという意識はない。人間も同じだ。しかし豚にとってすれば恐ろしい存在であり、伝聞や報道ではオオカミを悪人として描いてしまう。報道は、立場によって変わるということを示している。オオカミ新聞というものを作るとすればオオカミは自分の主張を正当化するであろう。
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Posted on 2016/03/18 Fri. 21:53 [edit]

category:   3) 正しさと悪さ

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