『くまのコールテンくん』感想  

(作・絵:ドン・フリーマン、訳:松岡享子、偕成社、1975年)玩具売場に並ぶコールテンくん(縫いぐるみ)。ボタンが外れている。夜中に、デパートの中を探す。次の日、少女がコールテンくんを買う。本書は縫いぐるみと少女と出会いから距離を近づける過程を描く。「ボタンが外れている」=「不完全な部分」。二人はそれぞれ何かを欠いていて、何かを求めている。そして出会う。大人から見て魅力を感じなくても、少女の心に響くことがある。気に入った理由は言葉に出来ない。それゆえ「前から欲しいと思っていた」という。本来人間と玩具では会話にならないはずだが、本書の最後の一文では会話が成立している。
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Posted on 2016/03/13 Sun. 00:01 [edit]

category:   1) 出会い 友達の予感

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