『おじさんのかさ』感想  

(作・絵:佐野洋子、講談社、1992年)おじさんは傘を大切にするがゆえに雨でも傘をささない。一見すると変である。傘の目的をなしていない。しかし人の価値観というのはそういうものだ。車は単なる移動手段ではない。目的外に意味を見出すのはとても人間らしい姿だ。おじさんは傘のピシッとした姿にほれ込んでいるのだと思う。おじさんは子どもが傘をさし雨の音を楽しんでいる姿を見る。そこで音を楽しむというあり方を学んだ。しかしそれは発見であり、楽しみの追加である。過去を反省したり生き方を改めたりしたわけではない。晴れた日は、天日に干してきれいにする。奥さんが素敵だ。
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Posted on 2016/03/08 Tue. 21:37 [edit]

category:   2) 最も私らしい私

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