大河ドラマ『真田丸』9回目「駆引」感想  

とても面白い。
だからこそ小さなことが気になってしまいます。
1.
あの歴史の先を全部ばらしてしまうようなナレーションは辞めて欲しい。
こっちは歴史の中に入って歴史を生で感じたいのです。
物語を一時停止して乱入しておいて、
「この人はこの後、こうなるよ」
「この箇所はこの後、大モンダイになるよ」
なんて話をちょくちょく挟まないで欲しい。
げんなりします。

2.
長澤まさみは不要です。
この物語の中に入ってお前は邪魔だと言いたい。
ラブコメのようです。
信繁も小さなことでくよくよしすぎです。
落ち込んだ時に女性に支えてもらうというのはOKなのですが、
長澤まさみと楽しくおしゃべりして気がはれるというものではありません。
男が落ち込んだ時にはさりげなくプライドを傷つけないように支えて欲しい。
長澤まさみという存在はそういうタイプではないと思う。

3.
また、
私はいま一つ理解できていないのですが、
春日信達を騙して殺したことで、
上杉と北条が信濃から手をひいたのでしょうか?
そんなことで大名が動いているわけではないと思うのです。
あの暗殺をとても重要な策略だったかのように描いていますが、
あるいは、
1人を犠牲にして多くの命を救ったというような話になっていますが、
それは違うと思う。

昌幸は北条を裏切って、上杉を裏切っているわけですから、
それだけを見れば、尊敬に値しない生き方です。
北条を激怒させ、上杉を激怒させているのですから、
それは戦国の世を生き抜く小さい豪族としては不利になるはずです。
あれでいいのでしょうか?
「あんな卑怯な真似はしたくない」という信繁の素直な感覚はとても大切です。
当時は尊敬したり信用したりするということが今よりもはるかに価値を置いていたわけですから、
武将の人間性やカリスマのような部分は大切です。
1人の命よりも、忠義とか恩とか、そういうのが重い時代でしょ?

私の勝手な認識では、
真田幸村はもっと強くてかっこいいというイメージでした。
今回のドラマでは、最後にそういう勇敢な武将になるのか。あるいは
最後までくよくよメソメソするようなキャラで行くのか。

多くの人々の命を救うという社会福祉?的な考え方で、勇猛さは出てこないと思います。
昌幸は武田信玄の魂のために、というのは理解できるのですが、
信繁は何のために戦うのでしょうか?
まさか大好きな彼女のため?


4.
民衆の苦しい生活をもっとちゃんと描いて欲しい。
人間が人間ではなくなくるような、
殺伐とした空気感、
悲しみとか、辛さとか、人々の生活感を描いて欲しい。
病気とか、食糧難とか、そういうのです。

昌幸は、徳川に下ったかのように見せかけておいて力を蓄えると
言っていましたが、力を蓄えるとはどういうことでしょうか?
たんに武器を用意しておくということではなく、
庶民の生活を向上させ、産業を興すことではないでしょうか。
そういう姿が見えてこない。

なんかかんかいいながら楽しんでいます。
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Posted on 2016/03/07 Mon. 21:42 [edit]

category: テレビドラマ

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