『いちにちぶんぼうぐ』感想  

(作:ふくべあきひろ、絵:かわしまななえ、PHP研究所、2010年)文房具の気持ちになってみる。クリップはずっと押さえている。磁石は砂鉄で遊ばれる。巻尺は痛そうだ。ホチキスも痛い。少年はボールペンや鉛筆削り等に共感していく。最後は疲れてしまう。勉強している方がむしろ楽だ。勿論、文房具は人間ではないので、ここまで共感する必要はない。本書はそれをオーバーに表現して笑いをとろうとする。しかし現代社会の労働環境を想起しよう。まるで人間を文房具のように扱う会社もある。自分の目的のために相手を利用する。本書の主人公の少年は、ひたすら文房具の辛い心境に共感する。少年の心は称賛に値する。
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Posted on 2016/03/04 Fri. 21:35 [edit]

category:   1) 仕事をする、働く

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