『ねないこ だれだ』感想  

(作・絵:せなけいこ、福音館書店、1969年)夜遅く起きているのは誰か。その目は緑と黄色。これはよく見ると二人だ。梟の緑とミミズクの黄色である。その後、黒猫や泥棒が登場。夜中はお化けの時間だ、お化けは寝ないで遊んでいる子を連れて行ってしまう。本書は、夜という時間を楽しむ本である。自分が寝た後にも依然として世界はそこに存在し、そこで生きている人間がいるということを知る。すなわち自分の認識に限界があるということに気づき、知覚不可能な地点にも認識を広げることになる。それは恐怖でもあるが、ファンタジーの入り口でもある。本書を説教の道具で使用するべきではない。
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Posted on 2016/03/03 Thu. 21:44 [edit]

category:   4) 恐怖心を乗り越える

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