『うぶめ』感想  

(作:京極夏彦、絵:井上洋介、編:東雅夫、岩崎書店、2013年)二人目が産まれる際に母子ともに命を落とす。それを深い悲しみで見つめる父と子。母の悲しみと悔しさが、妖怪・姑獲鳥となって現れる。幻想的な絵によって子どもの気持ちがよく表現されていると思う。ただ、私は本書に対しては否定的である。現在では妖怪とか幽霊といったテーマは、恐怖であると同時に娯楽でもある。本書からも僅かではあるが恐怖を楽しんでいる印象を受ける。過度な演出だ。本書の主人公は少年か?姑獲鳥か? 現代医療では多くの場合、生と死の狭間で苦しみつつも母子ともに助かる。その経験があれば本書を楽しむことはできない。
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Posted on 2016/03/03 Thu. 21:42 [edit]

category:   2) 恐怖の世界へ

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