『鬼のうで』感想  

(作・絵:赤羽末吉、偕成社、1976年)平安期。女をさらい馬や牛を食べ荒す鬼。その鬼退治に乗り込んだ勇敢な渡辺綱。鬼は巨大な身体で綱を襲い、綱はその腕を切り落とす。再び鬼が腕を奪い返してもとに戻る。なかなか手強い。鬼は女に化けて綱に近づく。綱は、再びそこでバッサリと腕を切り落とす。本書では静寂の後の強烈な迫力が印象的。風が吹いたり、じっくり考えたりするその緊張した時間の後に、がっぱがっぱと鬼が、火を吹きながら現れる。鬼の圧倒的なパワーに対して、綱の繊細な刀裁きが対比的である。両者は知恵を絞り、いわばその知恵比べにおいて勝っている方が勝者である。
05(01)09.jpg
スポンサーサイト



Posted on 2016/03/02 Wed. 21:28 [edit]

category:   1) 脅威と戦う

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kazeandsoraand.blog.fc2.com/tb.php/519-8310472e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

カテゴリ

最新記事

最新コメント

お客様

検索フォーム

リンク


▲Page top