『ヒトニツイテ』感想  

(作:五味太郎、架空社、1990年)ヒトが宇宙人を見つけ、工夫して捕獲し、育てて観察して研究する。本書で宇宙人とは、家畜やあるいは他者を象徴している。私たちは他者の中に自分を見出す。他者の苦しみを自分の苦しみと感じる。人は宇宙人の亡骸を食べるが、これは食糧という意味ではなく、その他者と一体化するということだ。彼が死ねば悲しい。一方、しかしながら私たちは忘れることもできる。それゆえ人類は同じ間違いを何度も犯すし、それゆえ人類は発展する。一見すると「ヒト」であるが、そこで行うあらゆる行為が、ヒトというよりはむしろ人間的であるということに気づく。
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Posted on 2016/02/17 Wed. 21:49 [edit]

category:   5) 人間とは何か

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