『ルラルさんのにわ』感想  

(作:いとうひろし、ポプラ社、2001年)ルラルとは田舎者という意味であろうか。ルラルさんは、自分の芝生の庭が自慢であり、部外者の侵入を武力で駆逐していた。ある朝、そこに巨大なワニがいた。ワニの指示通りに寝っころがってみると、意外にも気持ちいい。その後、ルラルさんは他の動物たちを受け入れるようになる。彼は自分の庭を放棄したのではなく、他者を受け入れた形でそれを自慢の庭だと思ったのである。彼が、独占から共有へ至ったのはなぜか。庭の新しい楽しみ方を発見したということだけではない。武力で駆逐するということの限界を感じたのだ。警戒し続けるのは大変なのだ。
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Posted on 2016/02/11 Thu. 23:00 [edit]

category:   5) 平和への一歩

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