『たべる』感想  

(作:谷川俊太郎、絵:井上洋介、出版社:アートン、2006年)お菓子ばかり食べ、食事が入らない太った少年が、まるで地獄のような場所に放り出される。化け物たちは少年を食べようとする。おなかが空いたので仕方なく虫を食べる。化け物は空腹の象徴か。…本書は決して食べ物の大切さを伝えるという道徳教育ではない。確かにグロテスクで、キモチワルイ。しかし子どもは本書を楽しんで読む。子どもは怖いものやキモチワルイものを見たいのだ。平和で豊かな日常生活がひっくり返り、主人公が悲しみと絶望に陥っている姿を、やはり興味を持ってとらえているのである。まさに本書は、ホラーであり、ギャグである。
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Posted on 2016/02/09 Tue. 22:50 [edit]

category:   2) 恐怖の世界へ

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