大河ドラマ『真田丸』4回、5回の感想  


以前の大河ドラマよりは良くなったのは分かります。

しかし往年の名作を知っている者としては物足りなさを感じます。
コミカルなBGMをやめてほしい。
BGMだけ消したい。

下剋上の時代ということは分かるのですが、
身分というか礼儀というか、そういうのをしっかり描いて欲しい。
「恐れながら申し上げます」「祝着至極に存じます」「ははああっ」等のやりとりは必要です。
相手を小バカにしたようなそんな会話が多すぎる。
歴史というよりは「真田家の人々」という雰囲気です。

まつ(木村佳乃)は、とても戦国時代とは思えない人物です。
「どうして長男なのに源三郎なの?」
「他の人質たちも助けてあげて」
等の言葉や、小山田茂誠との会話など、
時代を超えている。
おそらくは、現代の主婦層そのものを象徴しているように思えます。
これは意図的に狙っていると思います。

それにしても、
全体的にはコメディっぽい。
「さあ、ここで笑って!」
「はい、笑いのシーンですよ!」
と言われているような気持ちになります。
徳川家康の伊賀越えを、あそこまでギャグっぽく描かなくてもいいのにと思います。
芸人を使うこと自体は悪くないのですが、
チョイ役に芸人を使ってしまうと作品全体がギャグ漫画みたいになってしまいます。

一応戦国時代です。
まだまだ戦乱は続きます。
その時代風景をよく描いて欲しいのです。
武術の練習をするとか、
田畑が荒れて食べ物がなくなるとか、
仲間の死を悲しむ姿とか、
武将は部下たちに語りかけたり、励ましたり、同情したり、
そういうことが日常的だったと思うのです。

長澤まさみの女子トークなんかが入るともうげんなりします。
(長澤まさみは嫌いではありませんが)
もっと悲壮感の漂う女優はいるはずです。

昌幸(草刈正雄)の演技はよいのですが、
演技に任せてしまっているようなところもあります。
とにかくベラベラ喋りすぎ。

ここ数年の間に獲得したファンを手放したくないという気持ちもあると思うのですが、
歴史の重みを感じさせるようなシリアスなドラマを期待したいところです。



なんかかんか文句を言いながらもちゃっかり見ています。






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Posted on 2016/02/08 Mon. 21:49 [edit]

category: テレビドラマ

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