『ぼくがとぶ』感想  

(作・絵:佐々木マキ、福音館書店、1994年)一人の男が無数の部品に囲まれ何かを製作している。間を置いて「ひこーきだよ」と言う。翼が二枚ある複葉機だ。失敗を繰り返し遂に成功。大空を飛ぶ。父母はどんどん小さくなる。自分が飛行機を飛ばしているのではなく、自分が飛んでいるのだ。風、軽さ、距離感がよく描かれる。砂漠を超え、夜も飛び続ける。そして北極海だ。無数のセイウチたちが驚き、そして喜んでこちらを見つめる。こちらにとっては遥か彼方に到達した先の異界であるが、彼らにしても突然訪れた不思議な異界である。最後の写真は誰が撮影したのか。彼は故郷に戻れたのだろうか?
04(03)03.jpg
スポンサーサイト



Posted on 2016/02/07 Sun. 22:11 [edit]

category:   3) 乗り物で遠くまで

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kazeandsoraand.blog.fc2.com/tb.php/471-ff600778
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

カテゴリ

最新記事

最新コメント

お客様

検索フォーム

リンク


▲Page top