『悲しい本』感想  

(作:マイケル・ローゼン、絵:クェンティン・ブレイク、訳:谷川俊太郎、あかね書房、2004年)自分の息子を失った悲しみを描く。親より先に子どもが死ぬということは、絶対的な悲しみだ。もう子は、何も語らない。誰かに共感してもらうことはできない。私の悲しみなのだから。かくして私は、悲しみに押し潰されてしまう。月日が経っても時折、悲しみの雲が襲う。私は、悲しみをなんとかして処理しようとするが、うまくいかない。何かでごまかすことはできないが、かといって向き合っても余計に辛いだけだ。本書では誕生日が描かれる。子どもに未来は無いのに私には未来がある。ある意味でとても残酷だ。この苦しみはおそらく私が死ぬまで続く。
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Posted on 2016/02/01 Mon. 22:52 [edit]

category:   5) 死の受容

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