『魔法のことば』感想  

(作:金関寿夫、絵:柚木沙弥郎、福音館書店、2000年)太古の昔、人と動物はお互いに変幻自在であった。人は動物から言葉を感じ取り、人もまた動物に語りかけていた。言葉は不思議な力を持っていた。言葉が生命を生み出したり、望んでいることを口に出せばその通りになったりした。言葉を発することは即ち世界を変えることだった。本書では、当時の世界観がよく描かれている。現在ではこうした言葉の魔法は失われてしまった。現代において言葉はたんなる主観であり、物理的な秩序と離れて存在する。それゆえ人間らしささえ失われたというべきであろう。太古の昔、人々は今よりも遥かに力強く生きていた。
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Posted on 2016/01/28 Thu. 22:31 [edit]

category:   5) 人間とは何か

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