『おしゃべりなたまごやき』感想  

(作:寺村輝夫、絵:長新太、福音館書店、1972年)ある王国の話。誰かが鶏小屋の扉を開けてしまい、鶏たちが城中に出てしまう。犯人を捕まえよと王様。実は扉を開けたのは王様本人だった。真実を言わずに黙っているのは、楽しくもありスリリングでもある。王様は、目の前の鶏に真実を語ってしまう。鶏はその言葉を卵に閉じ込めた。卵を食べる際に言葉が飛び出す! 本書は閉じ込めたものがあるきっかけで開放され、中から飛び出してしまうさまが二度描かれる。私たちは秩序によって様々な心境を抑圧する。抑圧すればする程、そこに欲望が生まれる。欲望は、抑圧の反作用で噴出の機会を伺うのである。
14(03)04.jpg
スポンサーサイト



Posted on 2016/01/28 Thu. 22:30 [edit]

category:   3) 人間の素直な感情

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kazeandsoraand.blog.fc2.com/tb.php/462-e4b580e7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

カテゴリ

最新記事

最新コメント

お客様

検索フォーム

リンク


▲Page top