「真田丸3回目の感想」  

 確かにこれまでの大河に比べれば面白いと思います。しかし『武田信玄』や『太平記』で育ったごんたろうにとっては、どうもこのほんわかした雰囲気がなじめないのです。私は大河ドラマに硬派な歴史を期待してしまいます。戦国末期ですよ。農村は疲弊し、多くの人々が命を落としているはずです。庶民の生活苦、略奪や強盗などが描かれてもよいし、親を失った子どもや、手足を切断したような大変な状況の雑兵などが少しでもよいから描かれるべきだと思います。人間関係も、もっとギスギスしていて、お互いに信頼できなくなっているはずです。
 本ドラマは、なぜこんなに牧歌的なのでしょうか?なんだか漫画のような雰囲気です。皆、明日は死ぬかもしれないという時期なのに、どうしてこんなにニコニコしているのでしょうか。戦国時代のテレビゲームを見ているかのようです。勿論、カッコよさを描いてもよい。しかし戦争の残酷さや悲しさもまた描くべきです。女性が活気がありすぎる、ありすぎるというか、冗談っぽい。男を小バカにするような言動というのは、現代ではありうる話ですが、当時の状況として、ありうる話なのでしょうか。部下はもっと徹底的に大将に忠誠心を示してほしいし、大将はもっと威張っていてほしい。
 ほんわかしたBGMも、やめてほしい。恋愛の要素があってもよいのですが、長さわまさみでは現代ドラマになってしまう。悲壮感がない。(個人的には好きな方だが、彼女がやきもちを焼いているというのはあまり絵にならない)
 真田昌幸が非常に優れた人物、特殊な能力を持っているように描かれ、一方、源三郎は非常に低能な存在として軽く描かれています。あまりにも極端です。誰だって優れた面もあり、間違ったりすることもあります。だから人生は面白いと思うのですが、それがここでは極端なキャラクターとして描かれています。もう、マンガだ。
 3回目だからこんなふうに描いているのかもしれません。苦言を呈してはいますが、それでもここ数年の作品よりははるかに優れていると思うのでもうちょっと見てみます。
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Posted on 2016/01/26 Tue. 21:50 [edit]

category: テレビドラマ

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