『あたまをなくしたおとこ』感想  

(作:クレール・H・ビショップ、絵:ロバート・マックロスキー、訳:もりうちすみこ、瑞雲舎、2011年)朝起きたら頭がない。微かな記憶を頼りに頭を探しに出かける。探求の間は、仮の頭を据えておこう。かぼちゃ、にんじん。それじゃ人目に付きすぎる。木製の頭で代用だ。彼は頭を探しに出たはずだが、祭りで遊んでしまう(1940年代の風景)。出会った少年に相談してみるが、少年の「魔術師にならないか」という誘いに乗ってしまう。本書の主人公の目的は、自分探しであると同時に世界探検でもある。虚構や欺瞞や欲望が渦巻くこの時代にあって目的達成は困難である。特に彼は頭が無いために、あまり深いことは考えられない。周囲の声に惑わされる。
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Posted on 2016/01/22 Fri. 22:04 [edit]

category:   2) 最も私らしい私

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