『ふたりでしゃしんを』感想  

(作・絵:ガブリエル・バンサン、訳:もりひさし、BL出版、1983)くまのアーネストおじさんとねずみの女の子セレスティーヌの物語。二人は親子のようだが親子ではない。恋人のようだが恋人でもない。セレスティーヌはアーネストの過去の写真を覗き見てしまう。彼女も知らない豊かで幸せそうな過去があり、それを隠していたのだ。セレスティーヌは焼きもちをやく。実の親子であれば、父親に幸せな過去があってもよいし、恋愛をする必要はない。恋人同士であれば、隠し事はせずに時間や時代を共有することが大切だ。本書で二人はどちらにも落ち着くことがなく、不安定なままである。本書はまさに永遠の悲劇だと思う。
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Posted on 2016/01/14 Thu. 21:23 [edit]

category:   2) 女の恋心

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