『おじいちゃん』感想  

(作・絵:ジョン・バーニンガム、訳:谷川俊太郎、ほるぷ出版、1985年)女の子とおじいちゃんの二人の時間。印象的な言葉だけが描かれる。それゆえ読者は前後の文脈を想像して読むことが必要だ。二人は時間の感覚が異なっているのだから、会話はぎこちなく、かみあわない。言いたいことを言い、独り言のようになる。むしろ自然な関係だ。ただ空想の世界へ入れるという点で二人は共通する。あらゆる場面で死が暗示され、しだいに死へと近づくおじいちゃん。急速に成長する女の子。そして訪れる静かな死。ベビーカーをおして走る女の子。兄弟が出来たのだ。死の後に、生が描かれる。絵本全体は女の子の回想か。美しい風景。
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Posted on 2011/12/21 Wed. 22:00 [edit]

category:   2) 死期を感じる時

thread: 絵本 - janre: 本・雑誌

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