『しらないいぬがついてきた』感想  

(作・絵:小林与志、鈴木出版、2003年)昭和の頃には野良犬がたくさんいた。犬がついてくる。けっこう大きな犬だ。にげても、かくれても、ついてくる。この時の少年はどんな心境だろう。困っているのだが、しかし嬉しい気持ちも少しある。世話をしてあげたい気持ちもある。犬は少年に何を求めているのだろう。犬は人間の気持ちが良く分かる。こちらが怖がれば犬は吠える。本書で描く出会いは、一目惚れに近い。少年が迷子になった際は、犬が教えてくれた。セピア色の風景の中、ゆったりとした時間が流れる。ペンキと石炭の臭いがする。隙間のような空間で、子どもは人生経験を重ねるのだ。
02(01)10.jpg
スポンサーサイト



Posted on 2016/01/07 Thu. 22:31 [edit]

category:   1) 出会い 友達の予感

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kazeandsoraand.blog.fc2.com/tb.php/442-f61fd700
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

カテゴリ

最新記事

最新コメント

お客様

検索フォーム

リンク


▲Page top